あなたは、ピアノ教室にかかる費用がどれくらいかご存じですか?
「初期費用にどれくらいお金がかかるのだろう?」
「入会金や月謝以外に必要な費用がわからない…」
ピアノ教室を調べるにあたり、このような疑問をお持ちの方も多いはず。
こちらの記事ではピアノ教室を通うにあたり、必要になる費用と別途で支払わなくてはいけない料金について解説いたします。
また、比較表を用いておすすめのピアノ教室をご紹介していますので、最後までご観覧ください。
みんなが気になる料金相場!
年齢に関わらず、ピアノ教室に通うと以下5つの費用が発生します。
- 月謝
- 入会金
- 教材費
- 補講または振替料金
- グレードアップによる月謝の値上げ
では、それぞれの費用相場を確認してみましょう。
月謝
ピアノ教室に通うとなると、月謝を支払わなければいけません。
月謝の相場は、ピアノ教室のレッスンプランや月のレッスン回数により異なります。
当サイトでピアノ教室8社の月謝を比較したところ、月4回のレッスンにおける月謝は20,000円~25,000円が相場でした。
入会金
すべての教室が、入会金を支払わないといけない訳ではありません。
個人で開かれているピアノ教室や一部のオンラインレッスン教室などでは、入会金制度がないことも。
一方で、大手や有名な教室では、基本的に入会金が必要です。
当サイトでピアノ教室8社の入会金を比較したところ、安くて5,000円~10,000円。
お高いところで15,000円~20,000円の間が相場となります。
教材費
教材費とは「教本・五線譜ノート・筆記用具」などに掛かる費用です。
教室や講師の方針によりますが、ピアノ初心者だと用意するよう指示される教本の数は3冊前後。
価格は1冊あたり1,200円前後なので、教本代は5,000円ほど掛かります。
補講または振替料金
用事や病気でレッスンをお休みする場合、別日に補講を行ってくれるピアノ教室があります。
補講の料金は、ピアノ教室によってバラバラ。
基本的に、そのピアノ教室における1レッスンの料金が補講の費用として徴収されます。
ただ、なかには無料で補講を行ってくれるピアノ教室もあります!
忙しくて通えないことがあるならば、補講が無料のピアノ教室がおすすめです。
グレードアップによる月謝の値上げ
グレードアップとは、演奏技術が上達することで、レッスン内容が次の段階に進むことをいいます。
レッスン内容はより難しいものになり、教材の内容も変更されるので、月謝が高くなることも。
月謝の値上げは、各ピアノ教室や講師の方針により異なるので、相場はあいまいになります。
当サイトの調べによると、ピアノ教室8社のうち1社がグレードアップによる値上げを実施しており、全体で見ると比較的少ないのかもしれません。
頭の隅に、こういったことがあるとだけ覚えておいて、いざ対面したときに慌てないように注意しましょう。
そのほかに掛かる費用とは?
その他に掛かる費用とは、ピアノ教室に入会してから別途で掛かる費用です。
ピアノを習う際にはこれらの費用も掛かることを前提とし、相場を確認しておきましょう。
発表会やコンクールに掛かる費用
ピアノの発表会やコンクールに参加する場合、月謝とは別に参加費等が掛かります。
発表会の規模にもよりますが、掛かる費用は10,000円~15,000円ほどが相場。
これに加えて、参加するとなると「コンクールの受験料」や「衣装代」や「靴代」が掛かることも忘れてはいけません。
衣装代や靴代はレンタル業者を利用することで安く済ませられますが、それでも結構な出費になることは覚悟しておきましょう。
練習設備使用料
自宅にピアノがない方や発表会やコンクール前に練習したい生徒向けに、ピアノ教室では練習室をレンタルできるところがあります。
レンタルに関しては無料もしくは有料になり、有料で使用する場合はピアノ教室により異なりますが、1,000円~3,000円の間で料金が発生します。
練習室を多く使う方は、無料でレンタルできるピアノ教室を念頭に探すといいでしょう。
ピアノ本体の購入
ピアノ本体の料金相場は、種類によってピンキリ。
比較すると、下記の金額であることが一般的です。
種類 | 価格 |
---|---|
電子ピアノ | 5万円~10万円 |
アップライトピアノ | 40万円~100万円 |
グランドピアノ | 200万円~1,000万円 |
初心者のうちは、とにもかくにもピアノに触れる機会を増やすことが上達への近道。
ピアノ本体の購入を渋られるかも知れませんが、初心者のうちから購入を検討されるのがおすすめです。
アップライトピアノとグランドピアノは高額なので、最初は電子ピアノから始めてみるのもいいでしょう。
より本格的にピアノを学びたくなったら、アップライトピアノやグランドピアノに切り替えてみてください!
電子ピアノは、他の2個と鍵盤の重みなどが異なります。
初心者のうちから本格的にピアノを学ぶつもりなら、最初からアップライトピアノやグランドピアノがおすすめです。
比較表でみるピアノ教室
ある程度の料金相場が見えてきたとはいえ、ピアノ教室に通うにあたり、どこがいいのかわからない方も多いはず。
そこで、各項目で比較できるようにおすすめのピアノ教室を表にまとめてみましたのでご覧下さい。
月謝が安い!
ピアノ教室 | 月謝 | 1レッスンあたり |
---|---|---|
シークミュージックスクール | 22,000円 | 5,500円 |
EYS音楽教室 | 25,760円 | 6,440円 |
シアーミュージック | 17,600円 | 4,400円 |
椿音楽教室 | 23,300円 | 5,825円 |
小林音楽教室 | 26,400円 | 6,600円 |
ミナトミュージックサロン | 24,000円 | 6,000円 |
MUZYX | 9,800円 | 2,450円 |
Bee music school | 22,792円 | 5,698円 |
※各社ベーシックプランで統計を取っています。
月謝で比較した場合、MUZYXがかなりお安いです。
MUZYXはサブスク型の音楽教室で、月額固定の通い放題が特徴です。
ただし、ピアノレッスンは電子ピアノでの練習になり、ジャズやポップス、バンド向けのピアノ教室になります。
次に安いのがシアーミュージックスクール。
全国98か所で展開しているので、身近な場所でピアノ教室を検討している方におすすめのピアノ教室です。
コスパがいい!
ピアノ教室 | 60分の料金 | レッスン時間(1コマ) |
---|---|---|
シークミュージックスクール | 5,500円 | 60分 |
EYS音楽教室 | 7,025円 | 55分 |
シアーミュージック | 5,867円 | 45分 |
椿音楽教室 | 5,825円 | 60分 |
小林音楽教室 | 6,600円 | 60分 |
ミナトミュージックサロン | 6,000円 | 60分 |
MUZYX | 1,225円 | 120分 |
Bee music school | 5,698円 | 60分 |
各社、ベーシックプランで算出しています。
60分の料金は、月4回のレッスンから仮定した料金です。
コスパの良さでもMUZYXがダントツです。
MUZYXは1コマのレッスン時間が2時間なので、他のピアノ教室と比べると圧倒的です。
次にコスパがいいのはシークミュージックスクールです。
シークミュージックスクールは、練習室の使用料金無料でグレードアップ時の月謝の値上げがなく、補講の料金も無料。
入会後のアフターフォローが手厚い教室になります。
まとめ:ピアノ教室をお金だけで選ぶと損
費用相場はあくまで指標。
月々に掛かる費用が安いに越したことはないですが、お金だけではその教室の本当の良さはわかりません。
一口にピアノ教室といっても、それぞれ特徴や個性があります。
「基礎からきっちりピアノを学べる教室」
「生徒のペースでゆったり学ぶ教室」
「オーソドックスのピアノ演奏とは一味違ったジャンルを学べる教室」
「入ってみたはいいがイメージしていたのとは違った」なんてことになれば、無駄にお金を使ってしまいます。
たくさんの教室の中から自身に合ったピアノ教室を見つけだすために体験レッスンなどで確認するのがよいでしょう。
気になる方は、下記の料金比較を調査し解説したピアノ教室一覧を参考にして下さい。
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