ピアノ教室には「大手」と「個人経営」のところがありますよね。
大手とは、主に幅広い地域でレッスンを展開しているピアノ教室のこと。
有名なところでいうと「ヤマハ音楽教室」や「カワイ音楽教室」が挙がります。
一方で、個人経営とは、自宅等で開いているピアノ教室を指します。
それぞれ、なんとなくの特徴は分かるものの、具体的な違いまでは分からず、どちらのピアノ教室に通えばいいか迷いません?
この記事では、大手の個人経営のピアノ教室を比較し、それぞれのメリットとデメリットを解説します。
知って得する!それぞれを選択したときのメリット・デメリット
大手と個人経営のピアノ教室には、それぞれの特色があります。
ここでは、各ピアノ教室におけるメリットとデメリット、それから月謝や入会金などの料金について紹介しています。
大手ピアノ教室のメリットとデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
先生のレベルにばらつきがない | 月謝が割高 |
全国で統一されたレッスンや教材 | 決まりが多く自由がきかない |
発表会やコンクールが 教室ごとに定期開催 |
雑費が掛かる (施設使用料・発表会費・検定試験) |
大手のピアノ教室に通うメリットは「安定感」と「信頼性」です。
全国規模で展開しているピアノ教室も多く、教材やカリキュラムが整備されています。
そのため、初心者から経験者まで、一貫した指導を受けられるのが魅力です。
また、大手のピアノ教室は、多数の講師が在籍しているのもメリットの1つ。
希望する曜日や時間にレッスンを組みやすく、引っ越しや転勤があっても別の校舎で継続できる柔軟さもあります。
さらに、発表会やイベントなども充実しているため、同年代の仲間と一緒に学べる環境が整いやすいのも大手ならでは。
デメリットは、個人経営のピアノ教室と比較して、料金がやや高いこと。
広告宣伝費や運営費がかかっているため、その分が料金に反映されてしまってます。
また、講師の入れ替わりが多く、慣れてきた先生なのに変わってしまうケースも少なくありません。
個人ピアノ教室のメリットとデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
料金相場が割安 | 発表会が定期ではない |
振替の都合がつきやすい | 先生との相性が悪くても代替えできない |
教室が各所にあるのでアクセスがいい | トラブルの解決に時間を要する |
個人経営のピアノ教室は、レッスン料が安い傾向にあること。
ピアノは長期的に学ぶことで身に付くスキルなので、料金が安いのは大きなメリットです。
また、個人経営のピアノ教室は、自宅の近くにありますよね。
そのため、移動時間や交通費の負担を抑えられるため、通いやすいうえに続けやすいのもメリットかと。
例えば、講師が基本的に1人のため、レッスン日時が限られます。
また、標準化されたカリキュラムがない分、先生によって指導の内容やレベルに差が出ることも。
さらに、ピアノ教室が閉鎖すると続けて学ぶのが難しくなる点も、リスクのひとつです。
大手と個人の「料金」と「レッスン内容」の違いを解説!
大手と個人経営のピアノ教室といえば、やはり「料金」と「レッスン内容」の違いが気になるところ。
ここでは、それぞれの細かな違いについて、比較表を用いて解説します。
月謝や入会金を比較!料金が安い傾向にあるのは個人のピアノ教室
大手 | 個人 | |
---|---|---|
入会金 | 10,000円~20,000円 | 0円~5,000円 |
月謝 | 20,000円~25,000円 | 10,000円~20,000円 |
教材費 | 3,000円~5,000円 | 3,000円~5,000円 |
施設使用料等の雑費 | 30,000円~35,000円 | 0円~15,000円 |
月謝は、月4回のマンツーマンレッスンで換算しています。
大手と個人経営のピアノ教室を比較すると、個人の方が料金は安いです。
入会金も同様で、なかには必要ないピアノ教室も多く、料金面ではかなりの差があります。
レッスンの内容や時間を比較!補講など振替ができるかも確認しよう
大手 | 個人 | |
---|---|---|
マンツーマンレッスン | 7割以上 | 7割以上 |
グループレッスン | 5割以上 | 5割未満 |
リトミック | 7割以上 | 5割以上 |
ソルフェージュ | 5割以上 | 7割以上 |
補講(振替) | 5割未満 | 5割以上 |
時間(1レッスン) | 40分~60分 | 30分~50分 |
補講(振替)は、個人経営の方が融通を利かせてくれることがありますね。
ただ、大手はルールの範囲内なら柔軟なので、その点は大手の方が良いかも知れません。
EYS音楽教室を徹底解説!料金やデメリット、口コミや評判を紹介
どちらを選ぶべき?タイプ別におすすめのピアノ教室を紹介
それぞれのピアノ教室は、どういった方におすすめなのか。
どちらのピアノ教室が自分に向いているか分からない方のために、以下の記事では「タイプ別にみるおすすめのピアノ教室」をご紹介します。
「気軽に始めたい人」には大手のピアノ教室がおすすめ!
- ピアノ初心者の方
- 趣味でピアノを始めたい方
- 大人になってピアノに興味を持った方
大手のピアノ教室は、これからピアノを始める初心者の方に向いています。
生徒の指導数が多いので基礎に対する理解が深く、初心者にぴったり。
全国展開しているところもあり、引っ越しても学び続けやすいのが魅力です。
実際に大手のピアノ教室に通われている方の口コミを見てみると…

本日は貴重なお時間を体験レッスンのために割いて下さいまして、本当にありがとうございました。
全くのピアノ初心者である自分が素敵なピアノのある音楽スタジオでご経験豊かな専門家でいらっしゃる先生のレッスンを受けさせて頂けるなんて夢のようなあっという間の60分でした。
基本の指の形からひとつひとつ丁寧にご指導頂き、自分の指からピアノの音が鳴っていくことがとても嬉しかったです。
これからもご指導の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。
曜日や時間帯の選択肢が豊富で、勤務に合わせてスケジュールを組みやすく、忙しいけど無理なく通いたいという人にも向いています。
「みっちりじっくりタイプ」なら個人のピアノ教室がおすすめ!
- ピアノに本気で取り組みたい方
- グランドピアノで練習を希望される方
本格的にピアノを学んだり、スキルアップを図ったりしたい方は、個人経営のピアノ教室が向いています。
個人のピアノ教室では、ソルフェージュに力を入れていることがあります。
音楽全体の知識も学べるので、より良い演奏技術が身に付きやすい。
また、グランドピアノを使用するところが多いというのも、個人経営のピアノ教室のメリットです。
まとめ
個人のピアノ教室を選ぶなら、自宅付近にあるかを調べてみましょう。
大手なら「EYS音楽教室」や「椿音楽教室」などの、初心者でも気軽に始められるピアノ教室がおすすめです。
気になった方は、下記のリンクから参考までにご覧ください。
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