「講師の選び方は “演奏力・指導力・相性” の3つを見るのがポイント!」
そんな分かり切ったことが聞きたいんじゃないんだよな……、と思いませんか?
講師の選び方を調べると、どのサイトも決まったようにこの3つを挙げています。
こんな当たり前のこと、ピアノの初心者でも真っ先に浮かびますよ……。
この記事では、あなたにピッタリのピアノ講師を見つける選び方を紹介します!
この記事は、これからピアノ教室に通うつもりの初心者向けです。
あなたの目的が達成できる講師を選ぶのが重要
講師の選び方は、結論をいえば「あなたの目的が達成できる講師か」に集約されます。
そもそも、あなたは何のためにピアノ教室へ通う(通っている)のですか?
- 初心者で右も左も分からないからスタートの切り方を教えてほしい
- 来年の春に憧れの音大へ入学するための受験対策したい
このような目的があるからですよね。
目的を叶えるためピアノ教室に通うのだから、その実現をサポートしてくれる講師を選ばなければ意味がありません。
「この講師なら、夢の実現を任せられる。」
「仮に失敗しても、サポートしてくれたことに感謝できる。」
そう思えない講師なら、選ばないのが得策です。
お気に入りの講師を見つける2つの方法
そうなんです、それが講師の選択において難しいところ。
大抵のピアノ教室は体験レッスンがあるとはいえ、回数は1回だけが一般的。
1回で判断するのは難しいですし、体験レッスンは入会を促すために行われているので講師側がボロを隠すこともあります。
レッスン毎に講師を変更できる
大手のピアノ教室には、レッスン毎に講師を変更できるところがあります。
例えば、月4回のレッスンなら以下のようなスケジュールが組めるということです!
- 1回目:A先生
- 2回目:B先生
- 3回目:A先生
- 4回目:C先生
変更方法は各ピアノ教室で異なりますが、大抵は専用アプリから切り替えたりスタッフに連絡したりする形です。
講師に直接伝える訳ではないので、あなたが気分を害したり落ち込んだりすることはありません。
気に入る講師が見つかるまで何度でも体験レッスンを受けられる
これは珍しいのですが、体験レッスンを何度でも受けられるピアノ教室です。
体験レッスンは1回だけのピアノ教室が多いなか、お気に入りの講師が見つかるまで何度も受けられるのは嬉しいポイント!
椿音楽教室の体験レッスンは無料なので、仮に100回と受けても1円も発生しません。
ただ、レッスンを受ける場所のスタジオ代は生徒持ちなので、結果的に無料で受け続けられない点は注意。
「演奏力・指導力・相性」では何を見ればいいの?
どのサイトでも触れている「演奏力・指導力・相性」の3つ。
この重要性は分かっているけど、初心者からすると「どのいった点から判断するか」が分かりません。
そこで、この3つにも一応は触れるので、ぜひご覧ください。
演奏力:初心者ならさほど重要ではない
実のところ、ピアノの講師は必ずしも演奏力が高い訳ではありません。
なぜなら、募集要項を確認するにハードルが高くないからです。
例えば、椿音楽教室の募集ページを見ると、
音楽系大学に通うor通っていた方
“人に教えたことないけど…”そんなアナタも大歓迎!
椿音楽教室では、音楽経験があれば、講師経験は無くても登録して頂くことが可能です♫
指導方法やお仕事の流れなどは、しっかりとお伝えするのでご安心ください♫
引用:椿音楽教室 公式サイト(https://tsubaki-musicschool.com/event/topics/campaign/p24867/)
また、シアーミュージックでは、
希望コースでの何らかの音楽経験のある方
引用:椿音楽教室 公式サイト(https://sheerrecruit.com/)
となっており、窓口が広いのです。
それに、各講師の師事者により癖が異なるので、演奏力の善し悪しは大きく分かれます。
……と煽りましたが、結論をいえば初心者は講師の演奏力を対して気にしなくても問題ありません。
というのも、初心者が練習するような曲なら、大抵の講師は弾けて当たり前だからです。
元も子もないですよね、分かります。
でも事実ですし、というより「初心者の方は講師の演奏力を判断できないだろう」というのが本音です。
それと、窓口は広いですが、大手なら講師になる過程で審査されるので、演奏力がない人は落とされているので心配いりません。
「音大を目指したい!プロになりたい!」
という方は別として、ピアノを始めてみたい初心者であれば、講師は演奏力より他の2個を重視する方がおすすめです。
指導力:4つのポイントを抑えよう
よく勘違いしている人が居ますが「演奏力が高い=指導力がある」とは限りません。
演奏力があっても指導力が低い人は居ますし、その逆も然り。
例えば、サッカー日本代表の監督だったザッケローニは、16歳で肺の病気になりプロサッカー選手の夢を諦めています。
それでも日本代表の監督になれたのは、彼が指導者として優れていたからです。
このように、演奏力と指導力はイコールの関係ではないので注意しましょう。
指導力の高さは、以下のポイントを抑えられているかで判断するのが得策です。
- 生徒のレベルに合った話し方で指導してくれるか
- 抽象的ではなく具体的な表現で伝えてくれるか
- ロジカルシンキングの考えから回答してくれるか
- 感情的ではなく理性的であるか
相性:モチベーションを上げてくれる存在か
ピアノ教室の指導は、マンツーマンレッスンが基本です。
そんな環境なので、講師との相性が合うかは重要なポイント!
相性は、レッスンを受けてみて楽しいと思えたり、あなたの目標を汲み取ってレッスンに反映してくれたりするか確認しましょう。
あとは、気分(モチベーション)を上げてくれるかも大事です。
まとめ
- 講師の選び方で重要なのは「あなたの夢や目的の達成に近づけてくれるかどうか」
- お気に入りの講師を見つけるには「レッスン毎に講師を決められる教室」か「体験レッスンを何度も受けられる教室」を選ぶのが得策
講師によって、あなたに演奏力が身に付くか、また身に着くまでのスピードは変わってきます。
講師を選ぶときは、ぜひ当記事を参考にしてみてください!
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