ピアノのブランクを独学で埋める！失敗しないマインドや教本を紹介

時間に余裕が生まれ、大人になってピアノを独学で再開する人も居ることでしょう。
そんなブランクのある方がピアノを始めると、怪我やモチベーション低下が起こりやすいのご存じですか？

この問題を解決しないと、せっかく再始動したピアノの練習を1ヶ月ほどで終わらせてしまうことも。

でも大丈夫。
当記事をご覧になることで、ブランクのある方が独学でピアノを始めるときの落とし穴を回避できます。

ピアノから離れていてブランクがあるならば、ぜひ最後までご覧ください。

まずはブランクを感じるところから始めよう！

ピアノの経験者が大人になって独学で再開するとき、つい張り切りすぎてしまうことがあります。

大人になると幼少期よりも身体が衰えているので、まずはブランクをしっかり感じるが大事です。

ここでは、ブランクを感じるためのポイントを紹介するので、ご覧ください。

ピアノの姿勢や運指など思い出してみる

ピアノを演奏する前に、まずは姿勢や運指の確認から入りましょう。

ピアノから離れている期間が長いほど骨格が変わっているので、姿勢を始め指の感覚は違うものです。
確認を怠ったままブランクを再開させれば、変な癖がついてしまって怪我することも。

姿勢や運指の確認など10分ほどで終わるので、演奏前に確認するようにしましょう。

やさしいレベルの楽譜で演奏してみる

ピアノの経験があると、昔の気持ちで難しい曲に挑戦してしまうものです。
しかし、ピアノは数日でも触れなければ弾きづらくなるので、それが長年のブランクであれば弾けなくなっていることでしょう。

そのため、まずは初級の楽譜を演奏してみるのがおすすめ。
具体的には、小学生の初心者も取り組むような以下の教本です。

• ハノン
• バイエル
• ブルグミュラー

経験者だと退屈に思うかも知れませんが、ブランクを侮ってはいけません。
初心者だったころを思い出しながら演奏すれば、ブランクは埋められることでしょう。

初心者向けの教本で記号など確認する

ピアノの楽譜は、とにもかくにも情報量の多い代物です。
そのため、ブランクが長いと楽譜の読み方を忘れてしまっていることでしょう。

それを思い出すためにも、初心者向けの教本で確認してみてください。

ただ教本を読むだけだと忘れやすいので、ピアノを弾きながら記号を確認されるのがおすすめです。
また記号の意味を口に出すと「耳・目・口」という3つの器官で覚えられるため、忘れにくくできます。

大人になって再び始めるときに注意したい3つのこと

経験者である大人が再びピアノを始めるとき、注意したいことがあります。

ここでは、3つの注意点を紹介するので、ブランクがある方はご覧ください。

ブランク前のときみたいな完璧を求めない

1つ目は、ブランク前のような完璧をすぐには求めないことです。

何事にも言える経験者のあるあるですが、全盛期の感覚を簡単に取り戻せる気で居ます。
しかし、大人になるほど体や脳は衰えているので、ブランク前の感覚はすぐに取り戻せません。

特にピアノは、指を激しく動かしながらも繊細な所作が求められるもの。
それを独学で取り戻すとなれば、ブランク前に戻るのが容易ではないでしょう。

そのため、独学でブランクを取り戻すつもりなら、完璧を求めるのを一旦は置いておくことをおすすめします。

基礎学習を蔑ろにせず独学でも真面目に取り組む

2つ目は、基礎学習を蔑ろにしないことです。

ブランクがあると、ピアノは弾けなくなっていまし、楽譜に記載された各記号の意味を忘れてしまっていることでしょう。
それなのに、昔の延長線上に居るような感覚で、ピアノを再開してしまう方が居ます。

ブランクがあるならば、退屈かも知れませんが、基礎学習から取り組みましょう。

ただ、基礎学習は大事である反面、経験からすると退屈という気持ちも分かります。
その場合、例えば「10個の記号を1分で思い出す」などゲーム感覚に持ち込むことで、楽しく効率的に復習できるのでおすすめです。

大人になったことで怪我しやすいことを忘れない

大人になると活発に動かなくなることから、子供のころに比べて筋肉や関節は衰えているもの。

そんななか、初日からハードに練習していると、腱鞘炎を始めとする怪我になりかねません。
また、独学だと止めるタイミングが分からなくなるので、ずっと続けて手首など痛めることも。

ブランクがあるならば、まずはストレッチから入り、ゆっくり進めていくようにしましょう。

独学でピアノのブランクから抜け出すための方法とは？

独学でブランクを抜け出すには、やるべきことをやらないといけません。

こでは、独学でピアノのブランクから抜け出すための方法を3つ紹介するので、ご覧ください。

ピアノに触れる回数はなるべく毎日！

できるだけ多く、ピアノに触れる日を作りましょう。
なぜなら、人間は覚えたことをすぐに忘れてしまう生き物であるからです。

忘却曲線を唱えるヘルマン・エビングハウスによると、覚えた物事のなかで無意味と判断したものを再び記憶する際、経過時間が短いほど短時間で記憶できると提唱しています。

経過時間	成約率
20分後	58%
1時間後	44%
9時間後	35%
1日後	34%
2日後	27%
6日後	25%
1ヶ月後	21%

引用：Wikipedia（https://ja.wikipedia.org/wiki/忘却曲線）

簡単に言ってしまうと、例えば1週間で7時間の練習予定であれば「週1回7時間」より「週7回1時間ずつ」の方が、記憶に定着して上達しやすいのです。

忙しいと1日1時間も空けられないかも知れませんが、それでもできるだけ毎日ピアノに触れるのが独学で上達するための近道になります。

ブランクがある現状を受け入れてピアノに臨む

ブランクを受け入れるのも、独学で上達するための近道です。

経験者なので基礎はできていると思う方が多いですが、ブランクが長ければ経験は霞んでいることがあります。
その状態でレベルが高い曲に挑むと、上手く弾けずにピアノへのモチベーションが下がってしまうことも。

結城が要りますが、まずはブランクを受け入れてみてください。
そうすれば、基礎から学ぶことが苦にならず、真面目に取り組めることでしょう。

独学でどうなりたいか目標をはっきり決める

独学でピアノを始めるなら、明確な目標を立てることがおすすめです。

目標というと仰々しく聞こえますが、些細なことで構いません。
例えば「この曲を3ヶ月後には弾けるようにする」といったものです。

目標を決めるときに大事なのは、具体的な日時を決めること。
日時を決めずに立てた目標だと叶えられないまま終わる可能性が高いので、決めることをおすすめします。

目標を立てておけば、それに向かって頑張れます。
達成できたら次と繰り返すことで、独学でも効率的にピアノを学べることでしょう。

最短30日！初心者から抜け出せる独学者におすすめピアノ教本

引用：【ピアノ教則本】30日でピアノが弾けるDVD講座（https://pianisuto.com/3set/）

ピアノの教材や教本や種類が豊富なので、どれを選べば良いか分からなくなります。
ましてや、独学ともなれば講師が適切な教本を渡してくれる訳ではないので、教材選びの難易度が高いです。

どの教本で練習するか迷ったら、15,000人の受講者数を誇る海野真理先生の最短30日でピアノが弾ける動画講座を選ぶと良いでしょう。

引用：【ピアノ教則本】30日でピアノが弾けるDVD講座（https://pianisuto.com/3set/）

教本や楽譜だけでなく、指導内容を収録したDVDが届くので、独学ながらも海野先生の指導を受けられるのが特徴。
年齢を問わず独学で始めた方の多くが、こちらの教材を始めたことでピアノが弾けています。

この教材で、ひと足先にピアノを始めた受講者の数は15,000人以上。
そんな初心者の方々からの口コミや評判を見てみましょう。

ピアノを買ったのでもっともっと上手くなりたいと思って何かないかと探していたら、この教材があるとネットに書いてあり購入しようと思いました！
DVDでは、細かく丁寧に教えて下さるのでありがたいです！
福井県 24歳 女性
引用：海野先生の初めてのピアノ講座（https://goodappeal.site/piano/）

ピアノは、以前からの憧れであり、弾くことができたら、どんなに楽しいだろうと思っていました。
この講座は、ＤＶＤや教本を、自分のペースで繰り返し習えるので、自分にもできるかなと思えました。
定年後、自由な時間を得て、好きなことができる「お歳ごろ」になれた今、この講座に出会えたことが、吉日！
感謝して、思い切って始めることにした次第です。
愛媛県60代男性
引用：海野先生の初めてのピアノ講座（https://goodappeal.site/piano/）

国内最高峰のオーケストラ団体「NHK交響楽団」の方からもお墨付きをいただいているピアノ教本です。

「どの教本や楽譜で独学を始めれば良いか分からない…」
「教本選びで失敗したくないからおすすめを知りたい！」

そんな方は、受講者が15,000人以上という海野真理先生のピアノ教本を検討してみてください。

練習に身が入らないときはピアノ教室に通うのもおすすめ

独学では、誰かに自分を律してもらう訳ではないので、自分で自分をコントロールしてピアノに向き合わないと上達できません。
それが難しいという方は、独学ではなくピアノ教室に通うのもおすすめです。

ピアノ教室に通うとなると、レッスン回数にもよりますが決まった日程でピアノの練習に取り組めます。

長期的に通うのがおすすめではあるものの、ピアノの練習が習慣化されたタイミングで独学に切り替えるのも良いでしょう。
独学を止めてピアノ教室を検討されるならば、当サイトでおすすめのピアノ教室を紹介しているので、そちらを参考にしてみてください。